笠置寺(かさぎでら)は、京都府相楽郡笠置町にある笠置山の山頂近くにあります。
開基は大友皇子または天武天皇と伝える歴史的に奈良の東大寺や興福寺などと
関係が深く、日本仏教史上重要な寺院である。
また、境内は鎌倉時代末期、倒幕に失敗した後醍醐天皇が都を追われ
落ちのびたお寺でもあります。
しかし、今の笠置寺は京都から離れた田舎の地にある為、他府県の方には
無名なお寺になっています。
私は車で行ったのですが、山道は一応アスファルトで舗装されてはいますが、
断崖絶壁の対向車とのすれ違いもままならない急な登り坂です^^;
車の運転に自信のない人は辞められた方が良さそうです^^;
歩いても登れますが、往復10Kmはあります^^;
しかし、いざ、お寺に着くと、只のお寺ではないという雰囲気を醸し出します^^
笠置寺には大きなと弥勒大磨崖仏と虚空蔵菩薩大磨崖仏があります!


これらの大磨崖仏は一生に一度は見ておく価値があります。
しかしながら、これらを見る為には険しい岩だらけの山道を
歩いて行かなければなりません。
その為、この道を自分探しの修行体験としても利用されています。



しかし、そんな険しい山道を登ると笠置を一望出来る綺麗な景色が
疲れを癒してくれます^^

絶景ですね! これが秋ならどれほど綺麗な紅葉が見れるのでしょうね^^
想像すらできません!

ゆるぎ石とは、笠置山へ逃げ込んだ後醍醐天皇の軍が下から
攻め込んでくる敵に向けて落としてやろうと準備した石ですが、
結局使われることは無かったと言われています。

これは恐らく後醍醐天皇軍にとって展望台の役割を果たしていたでしょうね。
この石に登ると

こんな感じで攻め込んでくる敵の動きが見えたことでしょう!


笠置山のもみじ公園です。
秋にはそれはそれは綺麗な紅葉が見れるらしいのですが、この山へわざわざ
登ってまで紅葉を楽しもうとする人がどれだけおられるのかは微妙です^^;
私は行きますけどねw
笠置にはまだまだ見所が沢山あるので、また機会があればご紹介しますね^^