木津川市の岩船寺はがんせんじと読みます

木津川市の岩船寺はがんせんじと読みます。

いわふね寺ではありません。

 

今は木津川市に吸収されましたが、以前は

加茂町と呼ばれる地域でした。

京都で加茂と聞けば他府県の方なら

上賀茂神社なんかを連想されるかもしれませんが、

上賀茂神社があるのは京都市内!

この岩船寺があるのは京都府南部の

木津川市です。

 

 

関西の花の寺 第十五番 札所??

なんだ!?

そんなものあったのか??

古都遊人も色々お寺を回っていますが初めて聞きました。

どうやらこの岩船寺の代表する花は紫陽花とのこと!

紫陽花寺と言えば京都では三室戸寺が有名ですが、

この岩船寺もまた紫陽花寺ということになるのでしょうか…。

 

 

11月の半ばに差し掛かりだいぶ寒くなりつつある京都ですが、

未だ紅葉全盛期には程遠いです。

 

 

この岩船寺周辺は浄瑠璃寺などが近くにあり、全国でも有名な

巡礼コースとして有名です。

近くには一願不動(願いごとを一つ叶えてくださるお不動さん)

などが参拝コースにあります。

 

石風呂です。

この石風呂で沢山の僧侶が体を清めたとされています。

 

古都遊人が訪れた時はちょうど、

岩船寺の三重塔内部壁画特別公開中でしたので

普段は拝謁出来ない十六羅漢像と十二天の壁画のお姿を見る事が出来ました。

 

 

羅刹天、不空三蔵、金剛智三蔵、火天、閻魔天、竜智菩薩、竜猛菩薩、

帝釈天、伊舎那天、善無三蔵、一行阿閻梨、毘沙門天、恵果阿閻梨、

風天、弘法大使、水天、

八方天 八祖大師がおられます。

 

 

 

 

更に上に登ると、貝吹岩があります。

 

貝吹岩とは当時この山の周辺にあった39の坊舎の僧侶を呼び寄せる為に
ココから法螺貝(ほらがい)を吹いたとされる場所です。

 

 

そんな岩船寺のご住職さんから素敵なお話を聞く事ができました。

本殿に鎮座するのは大きな阿弥陀如来像で、
あの平等院の阿弥陀如来より107年古く、
なんと、一本のケヤキの木で作られているということです。

色々な寺院を回っていると、大小様々な仏像に出会いますが、
大きさに関してはその時代の世の乱れと仏像の大きさは比例する
とのことでした。

つまり、世の中が乱れていれば仏像も大きくなる!
平和な時代には仏像は小さくなるということです。

困った時の神頼みはいつの時代も同じです。(笑)

 

その他の話で面白かったのは、

皆さんもご存知の毘沙門天(多聞天)を始めとする四天王は
調和のとれた精神を表しているとのことです。

例えば…。

持国天 自覚を現す 自分一人で生きられない 人は生かされている

増長天 精進 努力

広目天 正見 正しく広く見つめる

多聞天 正しい教えを沢山聞く

古都遊人は東西南北を守る武神というイメージしか無かったので
この話は意外でした。

 

木津川市には浄瑠璃寺という有名なお寺があるのですが、
訪問の際は、岩船寺も近くにあるので、訪れてみては
如何でしょうか?


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