三千院 に5月に咲く 花 大原菊 が咲きます。
写真では良く分からないと思いますが、
この大原菊は普通の菊と違い、とても
ツボミが小さく、可愛い花です。
多くのサイトを拝見していると、この大原菊とミヤコワスレという
菊が同じように書かれていますが・・・。
正しくは、大原の人が大原菊とミヤコワスレを両方とも
大原菊と呼ぶだけで、実際は違います。
ミヤコワスレとはいう名は順徳(じゅんとく)上皇が承久の乱(1221)で
鎌倉幕府討幕に失敗し、佐渡島(さどがしま)に流された際に
庭に咲いていた野菊を見て、いままで都のみやびやかな暮らしを
恋しがっていたが、この花はそれを忘れさせると仰せられたので、
「都忘れ」の名で呼ばれるようになったといわれています。
紫陽花で有名な三千院も5月にはまだまだ気配は
ありませんし、その他の花も見当たりません。
ただ、この大原菊が境内の所々に咲いています。
大原菊とミヤコワスレは別物だと思いますが、大原菊と大原ミヤコワスレは同じものだと思います。三千院の先の天皇陵の管理人さんも大原ミヤコワスレといってました。また、地元の方も大原ミヤコワスレと云っております。今は沢山は咲いていませんが、その昔は御陵さんの裏山に沢山沢山咲いていたそうです。ただ、鹿が食べてしまうそうで、今は少なくなったそうです。
大原の漬物屋さんでいただいた「大原ミヤコワスレ」が東京の我家のマンションのベランダで、もう終わりかけですがまだ綺麗に咲いております。「大原ミヤコワスレ」は「ミヤコワスレ」に比べて花は小さく、色は薄い紫色です。ご参考になればと思います。
追伸 NHKBSの「猫のしっぽかえるの手」の中でベネシアさんの庭でも咲いており、ベネシアさんが「大原ミヤコワスレ」と呼んでいました。
追追伸 あるサイトでは、ミヤコワスレは大原ミヤコワスレ(大原菊)を園芸種にしたものと書かれています。私、個人では 大原菊と呼ぶより「大原みやこわすれ」の方が風情があるようなきがします。また、「猫のしっぽかえるの手」の中で、地元の園芸業者の方が大原の旅館の庭に植えていましたが、やはり「大原みやこわすれ」と呼んでおりました。最近は「大原菊」と呼ぶより「大原みやこわすれ」と呼んでいるほうが多いような気がします。
ピロさん
お返事が遅くなりましたm(_ _)m
大原菊と大原ミヤコワスレは同じものなんですね。
大原菊=大原みやこわすれ=みやこすわれ(園芸種)と憶えておきます^^
ピロさんが書かれているように
「ミヤコスワレ」とカタカナで書くより「みやこすわれ」とひらがなで書く方が良いですね^^
大変勉強になりました。
コメント有り難うございます。