嵯峨の釈迦堂 清涼寺 には お釈迦様のそっくりさん がいる?!
京都嵯峨には
清涼寺 というお寺がある。
清涼寺の山門の赤い阿吽像も珍しくなかなか迫力があります。
本尊は三国伝来の釈迦生身如来増(国宝)です。
この釈迦生身如来は37歳頃のお釈迦様の姿形、
手相に至まで瓜二つの仏像なのです。
それが
インド→中国→日本へと三国へて伝来しました。
しかし、事実は少し違います。
ある日本の僧が中国へ行った際、釈迦如来増とご対面され、
その際に、えらく感銘を受けたその僧は当時の宗の皇帝に
この像を日本に持ち帰り日本の沢山の人々にも見てもらいたいと
お願いをしたそうです。
しかし、その願いは叶えられませんでしたが、
その思い知った宗の皇帝はその釈迦如来増と瓜二つの
レプリカなら作って持ってかえってよいと許可した
そうです。
それほどの価値がある釈迦如来増だからこそ、この清涼寺は
嵯峨の釈迦堂とよばれるほど昔から多くの人々の信仰を得ています。
皆さんも一度、37歳当時のお釈迦さんの生き写しの像を見に行かれては
どうでしょうか?
少しマニアックなお話になりますが、
この清涼寺の裏には福生寺というお寺があったらしく
今は薬師堂になっていますが、
「 生の六道 」の石柱があります。
以前、紹介した
六道珍皇寺 は小野篁が冥土と現世を往復していた、
死の六道(あの世への入り口)がある場所です。
それに対し、
この清涼寺の裏にあった福生寺にはあの世からこの世へ戻る
出口(生の六道)があったと伝えられています。
おすすめ度 ★★*
疲労度 ★
お食事 ★★★
トイレ ★★
【場所】
京都市右京区嵯峨釈迦堂藤ノ木町46
【TEL】
(075)861-0343
【拝観時間】
9:00〜16:00
【拝観料】
方丈等拝観 9時から16時/400円
【駐車場】
800円
【地図】
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